敦賀の昆布の歴史
福井県敦賀市は、日本海に面した港町として、古くから海と陸を結ぶ交通の要所として発展してきました。
敦賀は近畿地方と接し、琵琶湖にも程近い地理的特性から、日本海と内陸を結ぶ「玄関口」として知られ、海と陸の物流が交差する重要な拠点となりました。
江戸時代から明治時代にかけて、北海道から大阪へと航行していた「北前船(きたまえぶね)」と呼ばれる商船が、日本海沿岸の各港を巡る中で、敦賀はその中継港として大きな役割を果たします。
特に北海道から運ばれた「昆布」は敦賀へ大量に陸揚げされ、ここを経由して関西へと運ばれて行きました。
当時、昆布は関西などで加工していましたが、流通の効率と商業の利点から敦賀での加工も盛んになっていきました。
現在でも敦賀には、代々受け継がれてきた伝統の技を守り続ける職人たちがいます。
日本海の恵みと、北前船の歴史、そして地元の知恵と誇りが融合した「敦賀の昆布文化」は、まさにこの地域ならではの“食の遺産”といえるでしょう。
敦賀は近畿地方と接し、琵琶湖にも程近い地理的特性から、日本海と内陸を結ぶ「玄関口」として知られ、海と陸の物流が交差する重要な拠点となりました。
江戸時代から明治時代にかけて、北海道から大阪へと航行していた「北前船(きたまえぶね)」と呼ばれる商船が、日本海沿岸の各港を巡る中で、敦賀はその中継港として大きな役割を果たします。
特に北海道から運ばれた「昆布」は敦賀へ大量に陸揚げされ、ここを経由して関西へと運ばれて行きました。
当時、昆布は関西などで加工していましたが、流通の効率と商業の利点から敦賀での加工も盛んになっていきました。
現在でも敦賀には、代々受け継がれてきた伝統の技を守り続ける職人たちがいます。
日本海の恵みと、北前船の歴史、そして地元の知恵と誇りが融合した「敦賀の昆布文化」は、まさにこの地域ならではの“食の遺産”といえるでしょう。
photo:Wikipedia パブリック・ドメイン, リンク
原料について
白口浜産 高級真昆布
天皇や将軍に献上された
昆布の最高峰
天皇や将軍に献上された
昆布の最高峰
北海道・南かやべの白口浜真昆布。
白口浜(しろくちはま)は北海道函館南かやべに位置する海岸線の一帯です。
水温、潮流、地形にも恵まれたこの地は、昆布の生育にとって最適な海で、比較的遠浅、照度が高く、寒暖流が合流し生育に適した水温、広葉樹林からの栄養塩やミネラルが河川から流れ込み、極めて高品質な真昆布の生育に適しています。
この地で採れる真昆布は、江戸時代より天皇や将軍に献上されてきた格式ある昆布として知られています。
その優れた品質と豊かな風味から「昆布の王様」と称されるほどです。
水温、潮流、地形にも恵まれたこの地は、昆布の生育にとって最適な海で、比較的遠浅、照度が高く、寒暖流が合流し生育に適した水温、広葉樹林からの栄養塩やミネラルが河川から流れ込み、極めて高品質な真昆布の生育に適しています。
この地で採れる真昆布は、江戸時代より天皇や将軍に献上されてきた格式ある昆布として知られています。
その優れた品質と豊かな風味から「昆布の王様」と称されるほどです。
昆布加工工程
1.仕入れ
おぼろ昆布の原料となる昆布は、夏頃に収穫された昆布を、北海道の商社を通じて1年分の原料を仕入れています。
北海道の商社から直接取引が行える業者は、敦賀ではごく限られており当社はその内の一社であり仕入れ面では他の業者より優遇されています。

2.漬け前
当社では、熟練した漬け前専門の職人が、昆布を専用の醸造酢に漬けて柔らかくします。
この醸造酢は、長年継ぎ足される事で昆布の旨みが凝縮された調味料となります。
醸造酢に漬ける時間は季節や気候の変化・昆布の状況を判断し、職人の勘と経験により一束一束仕上げられ、昆布の中心部に浸透するまで一晩寝かせます。
3.昆布削り(昆布すき)
昆布を一枚一枚丁寧に削り出していきます。
専用の包丁を用いて昆布の表面を均等に極めて薄く削る必要があります。
そして、専用の包丁にアキタと呼ばれる加工(刃先を曲げる)を施し、職人の手の感覚を頼りに昆布を削り上げてゆきます。
昆布の状態により、アキタの入れ方や削り方など微妙な調整を行いながらの作業となり、最も職人の腕が試される工程となります。
削られた昆布の厚みは、一般的に0.02㎜から0.05㎜程度といわれますが、熟練の職人による手すきでは、なんと0.01㎜という極限の薄さまでに仕上げられます。
この極薄の仕上げを可能にしているのが「アキタをいれる」と呼ばれる技術です。

4.バッテラ切り(白板昆布)
昆布を削った後の最後に残る芯の部分をそれぞれの規格の大きさにきりそろえて白板昆布を100枚一束にして切りそろえます。



